Q.メール受信はできるが、メール送信ができない(ユーザ名・パスワードの再要求がある)

6月9日の「メール送信サーバのメンテナンスに伴うサービス一時停止のお知らせ(6/9 14:00~15:00)」のメンテナンス作業により、下記のとおりSMTP認証機能を追加しました。これによって、他社接続サービスや他社モバイル接続からでも、いままでのようにメール受信したのちにメール送信(=POP before SMTP方式)ではなく、メール送信(=SMTP認証方式)が可能となりました。

SMTP認証機能

メール送信サブミッションポート(Port番号:587)にて、SMTP認証(=SMTP-AUTH)機能を追加しました。SMTP認証のユーザ名/パスワードは、下記のとおりです。

SMTP認証のユーザ名 弊社よりご提供のメールアドレス
SMTP認証のパスワード 上記メールアドレスの受信(POP3)パスワード
SMTP認証可能なメール送信ポート番号 587 (サブミッションポート)
※通常のポート番号:25ではSMTP認証機能は動作しません。

本件事象および回避方法について

メール送信ができない(ユーザ名・パスワードの再要求がある)の事象

メール送信時に下記のような事象が発生する。

  • メール送信ができない(送信エラーとなる)
  • メール送信時に「ユーザ名・パスワードの再要求」がある

原因

弊社では、これまでメール送信サブミッションポート(Port番号:587)にてSMTP認証の機能をご提供しておらず、そのような設定は、マニュアル等でご案内しておりませんでしたが、独自でSMTP認証設定を実施されており、且つ、その設定が誤っていらっしゃる場合に、同事象が発生いたします(※1)。

(※1) 6/9のメンテナンス前までは、誤ったSMTP認証設定でも「SMTP認証」は弊社サーバにて無視されて、正常に送信されておりました。

同事象が発生する条件

下記の設定全てをメールソフトで実施されておられるお客様にて同事象は発生いたします。下記のうち一部の設定のみ実施のお客様では同事象は発生しません。

  1. メール送信ポートを「サブミッションポート(Port番号:587)」へ変更を行っておられる
  2. メール受信の設定である「POP3ユーザー名(または、アカウント名)」が、メールアドレスではなく、弊社の旧設定方式であるPOP3アカウント(=メールアドレスの@左側の部分。他のお客様と重複がある場合は枝番が付加されます)で設定を行っておられる
  3. メール送信サーバの設定にて、「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」(*2)のような、送信時にSMTP認証の機能が必須となる設定を行っておられる
  4. 上記3の設定で「受信メール サーバーと同じ設定を使用する」のようなSMTP認証のユーザ名・パスワードに、メール受信(POP3)のユーザ名・パスワードを使用する設定を行っておられる

(*2)メールソフトによって文言や表現が異なります。

回避方法

SMTP認証機能は、全てのお客様には不要な機能ですが、弊社接続サービスは、もちろん、他社接続サービスや他社モバイル接続からでもメール送信可能(または操作が便利)であるオールマイティな設定ですので、6/19に弊社オンラインマニュアル「メールソフトの操作・設定方法」をSMTP認証機能の設定を行うように改定致しました。SMTP認証機能の設定は、各メールソフト(Outlook Express/Outlook/Windowsメール/Mac Mail2.0等)によって異なりますので、下記の弊社オンラインマニュアルをご覧いただき、設定変更を実施ください。これによって、誤ったSMTP認証設定が直り、メール送信が可能となります。

■弊社オンラインマニュアル「メールソフトの操作・設定方法

アイコン WindowsメールWindowsメール / アイコン OutlookExpress6OutlookExpress6 / アイコン Office OutlookOutlook / アイコン Mail(Mac)Mail2.0(Mac OS X)

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