【重要】 Adobe Reader、AcrobatおよびFlash Player の脆弱性について

文書番号:275 文書種類:お知らせ 公開日:2010-06-14

- RIS会員の皆様へ -

いつもお世話になっております。こちらはリウコム・インターネット・サービスです。平素よりRISサービスをご利用いただき、 誠にありがとうございます。
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構より「Adobe Flash Player の脆弱性について 」に関する注意喚起の掲載されておりますので、皆様にご案内させていただきます。

概要

アドビシステムズ社の Flash Player および Adobe Reader などの Flash をサポートしているアドビ製品に、ウェブや PDF ファイルを閲覧することで任意のコード(命令)を実行される脆弱性 (APSA10-01) が存在します。

攻撃者が、当該脆弱性を悪用して巧妙に細工した Flashファイル(*1) や 細工した Flashファイルを含む PDFファイルを、ウェブに掲載したり、電子メールで送りつけることにより、そのウェブやメールを見た一般ユーザのパソコンにおいて、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンを制御されてしまう可能性があります。また、この脆弱性を悪用した攻撃が既に確認されているため、至急、対策および修正プログラムを適用して下さい。

注(*1) 動画やアニメーションのデータファイル
※詳細は、IPA 独立行政法人 情報処理推進機構より「Adobe Flash Player の脆弱性について 」をご覧ください。

 

対策

対策の詳細は、アドビシステムズ社「Adobe Reader、AcrobatおよびFlash Playerに関するセキュリティ情報」をご覧ください。

  対策
Flash Player Adobe Flash Player:Version Informationでバージョンを確認、最新でない場合Flash Playerダウンロードセンターから最新バージョンへアップデートしてください。2010/6/14時点の最新バージョンは「ver 10.1.53.64」です。
 
※詳細は「Adobe Flash Player用のセキュリティアップデート公開」をご覧ください。
※「Microsoft Internet Explorer」とそれ以外のブラウザ(FireFox等)は別々のプラグインですので、バージョンアップの際は両方をバージョンアップください。
※ver9をご利用のお客様は、「
最新版 Flash Player をサポートしていないオペレーティングシステム用の Flash Player 9」をご覧ください。2010/6/14時点のver9の最新バージョンは「ver 9.0.277.0」です。
Adobe Reader および Acrobat Adobe Acrobat Readerのインストールページから最新バージョンへアップデートしてください。2010/6/29時点の最新バージョンは「ver 9.3.3」です。

※詳細は「セキュリティアップデータの公開 APSB10-15:AcrobatおよびAdobe Reader」をご覧ください。

本件対策の最新バージョン(ver 9.3.2)は、2010年6月29日(US時間)に予定されいる模様です。それまでは、「Adobe Reader、AcrobatおよびFlash Playerに関するセキュリティ情報」に記載されている「軽減策」(authplay.dllファイルを削除、変名等)を実施すると脅威が軽減されるようです。
※詳細や軽減策の設定方法は、アドビシステムズ社「
Adobe Reader、AcrobatおよびFlash Playerに関するセキュリティ情報」をご覧ください。

その他、Adobe製品のセキュリティ情報は「Adobeホームページ > サポート > セキュリティ情報」をご覧ください。

 

関連する情報

ホームページ改ざん(Gumblar等)に関する注意喚起
 

掲載内容に関して、ご不明な点がございましたら[弊社サポート窓口]までお問合せ下さい。
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